猿の温泉 

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猿の温泉

私達の社会を考える前に、少々頭の体操をいたしましょう。

今年は申年でもあるので、お題は猿の温泉というお話です。

猿の社会というのは一匹の大ボスがいて、その下にピラミッド状の階梯を描いて群れをなします。

そしてそんな猿達の中にも「イモを洗って食べる」とか「温泉に入る」という文化があるのですが、その起こりをみると最初に始めるのは必ずといっていいほど一番下っ端の若い猿たちだそうです。ボス猿を含め、幹部連中は見向きもしません。仮にこの最初に温泉に入る猿が1歳だったとしましょう。これに年号をつけて申暦1年(笑)として図に表すと下のようになります。


申暦1年の様子

申暦1年の時点では1歳の猿が温泉に入るのみで、2〜4歳の猿は見向きもしません。そして1年が過ぎるとどうでしょう。


申暦2年の様子

昨年1歳だった猿が2歳になるので、見かけ上、新しく2歳の猿も温泉に加わっているように見えます。

同様に申暦3〜4年はこのようになります。


申暦3年の様子

申暦4年の様子

とうとう猿の社会に温泉文化が定着してしまいました(笑)

これらの図を重ねて横から眺めたものをグラフ化すると下のようになることがわかるでしょう。


重ねて、


さらにピッタリくっ付けて、


真横から見た様子をグラフ化

ただ、このグラフではより詳しい話をするときに不都合が多いので、少々お化粧直しをしてみましょう。


温泉に入る猿の世代

生きている限り、猿は1年に1歳ずつ年をとるので、世代の流れは当然45度の傾きで徐々に高い年齢層に広がっていくことになります。

これを私達の世界に置き換えて考えてみましょう。例えば昔、漫画は子供の読むもので大人は見向きもしませんでした。ところが今は大人も漫画を読みます。

とは言っても、大人が急に漫画を読み始めたわけではありません。以前漫画を読んでいた子供が成長して大人になったから、大人も漫画を読むという現在の社会に繋がってきているわけですね。

世代の広がり方について理解いただけたでしょうか?

この現象を参考に、いよいよ次からは子供達を取り巻く環境を解き明かします。



これら一連の話は般若心経の秘密の事例紹介として記述しました。もしよかったらこちらもご覧ください。


子供達を取り巻く環境Home第1ステージ:キレる17歳

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2011/06/08 14:13