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立方体に光があたったときに内部で光が強くなる最も単純な往復経路は既に説明しました。ここでは2番目に単純な往復経路について説明します。 おおよそ予想がついている人もいるでしょうが、経路のひとつは下図のようになります。
次のステップとして上記と同種の経路を全て表示しても良いのですが、図が非常に複雑になるので4個だけ表示したものを下に表示します。
これを見て、下図の経路の反射に気づいた人はセンスがとても良いです。
さて、この図で「気がついた方はセンスが良い」とさせて頂きましたが、さらに上図の反射について「ここまでの説明と矛盾している」と気づいた人は優れた占い師になれる資質の持ち主です。 さらにさらにいうと、その矛盾を把握した上で、ここまでの説明で抜けているモノを間髪入れずに見抜き、正しく現象の全てを説明できてしまう人は極めて優秀な方術家としての才の持ち主と言えます。 あなたは並の人・センスの良い人・占い師レベル・方術家レベルのどれでしたでしょうか? さて、それでは上の反射で説明上の矛盾について。
まず、なにも反射面がない場合には光は当然(a)のように直進します。もし下に反射面があると(b)のように反射するでしょう。そして更に左側面にも反射面があると(c)のように進む事になります。まちがっても(d)の方向に反射することは「あり得ないはず」という事になります。 実はこの反射の原因となる屈折面はこの立方体ではなく、周囲(上記の場合は具体的には左隣と下隣)の立方体のなかにあります。 この立方体、2×2×2の8個がまとまって1つの立方体を形成したり、3×3×3の27個で1つの立方体を形成したり、(以下略)・・・というような感じで無限に大きく、そして同時に1つの立方体の内部が2×2×2の8個の小さい立方体の寄せ集めであったり、3×3×3の27個の小さい立方体の寄せ集めであったり(以下略)・・・と無限に小さい立方体を表していたりします。 無限に並ぶ立方体の全てを同時に表示するわけにもいかないので、説明では便宜的に1つだけの立方体のみ取り出して議論していますが、必要に応じて前後左右上下に隣接する立方体の事も考慮することになります。 1つの立方体と左隣、下隣の立方体の合計3個(網掛けの部分)のようすは次のとおり。横と下の立方体に形成される斜め45度の反射面が存在することで、中央の立方体内部で上述の反射が生じるようになります。
正面からの静止画だけでは解りづらいので上図の網掛けの3つの立方体を動画にしたものを下に示します。(床面の下が見えるように、床面は少しだけ半透明にしてあります) ところで上図の解説では、まだ説明していない現象が1つ含まれています。 横と下の立方体に生じる斜め45度の反射面は基本は立方体(1)で説明した光の経路の位置に相当するのですが、光線に光線が当たったとしても、それで光線の軌道が変わることはありません。なので厳密には反射面は光そのものではなく、基本は立方体(1)の光の経路によって生じた別のもので形成されています。 周囲から照らされる光によって立方体内の特別な経路に光がつよく生じる部分が発生するのは既に説明した通りですが、これによってその経路上に「焼き付き」のような現象が生じます。(この焼き付きをその立方体独自の個性とみることができます) この焼き付きは経路に沿って面状に生じ、その焼き付き面に当たって光が反射していることになります。(実はこれまでの全ての動画の光の経路としていたものは、厳密には焼き付き面を表示しています) 上の方で4個だけ光の往復経路を示しましたが、全部を表示すると次のようになります。 |
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