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北京オリンピック出場をかけた2008年名古屋国際女子マラソン、期待されていた「Qちゃん」こと高橋尚子選手が27位という残念な結果に終わりました。 この言葉は字面だけ見ると非常に綺麗に思えるのですが、実は言霊という面でみれば成功を否定してしまう不適切なキャッチフレーズであって、当サイト管理人は以前から危惧していました。 さて、Qちゃんの事を議論する前に、スポーツ界でキャッチフレーズに天才的な冴えをみせている人物がいるので、そちらを先に紹介しましょう。柔道のヤワラちゃん、谷亮子選手です。 ・ 「最高で金、最低でも金」 これらは全て、一片の揺らぎもない力強い言葉でまとめられています。この言葉、新聞・雑誌、TV、果ては電車の吊り広告などまで様々なところで繰り返し使用され、全国の人がこの言葉を見たり聞いたりする度にヤワラちゃんの優勝を想像してワクワクしたものです。 そしてこのような沢山の人のワクワク感が、ヤワラちゃんの日々の努力を見事に成績と結びつけていった訳です。 当サイトの相談でも、このような言霊を活用することはよくあります。 例えば命に関わる重い病気で入院した親にお洒落なパジャマを通販でプレゼントした方がいたのですが、後でそのパジャマの襟が左前(死装束の襟)となっていたのに気がついたそうです。親御さんはそれでもプレゼントとして喜んで着てくれていて、お見舞いの人や周囲の看護婦さんなどに自慢しているということでしたが、プレゼントしてしまった方としては気が気ではありません。 もちろん襟が「左前」だからといってパジャマが体調に影響を与える事はないのですが、問題なのは周囲の人の気持ち(想念)の動きです。 直接本人を前にして言うことはないでしょうが、多くの人が「あれって死に装束の襟だよね・・・」と心の中や陰でささやいていたことは想像に難くありません。この沢山の人の「ネガティブな黒いささやき」は患者さんの病状の悪化を誘う方向に作用するため、病人には極めて不適切なパジャマだった訳です。 そこで当サイトでは相談者の方に 「一旦パジャマを回収して普通の襟になるように改造してあげましょう。これで黄泉路からの帰還という意味がでるので、渡す時に一緒に親御さんにお伝え下さい。このパジャマの事を出来るだけ多くの人に聞いてもらえば聞いてもらうほど、周りの人から『良かったね』と言ってもらえれば言ってもらえるほど黄泉路からの帰還の働きが強くなります」 と連絡させていただきました。 この話に喜んだ親御さん、親孝行な我が子の自慢も兼ねて周囲の人に手当たり次第に襟が死装束から正常に転じた黄泉路からの帰還パジャマの話をしてまわり、多くの人から数え切れないくらいに「良かったねぇ」と褒めて貰えたそうです。 そしてその結果、沢山の人から得られた祝福の念は当然のごとく健康回復への力強い後押しとなりました。 当時は担当の医師ですら先行きが読めない状況だったのですが、あれよあれよという間に事態が好転し、ついに医師が「奇跡」という言葉を使ったくらいに見事に完治が得られたわけです。 ちなみに、この話を参考にして病人に襟が左前のパジャマを贈るのは禁止です。 上記は親御さんのためを思ってプレゼントしたものが意図せず偶然に死装束になっていただけで、意図的に死装束を贈ったのならどう頑張っても黄泉路からの帰還パジャマにはなりません。 同じ言葉でも状況によっては作用が異なります。人によって効果が異なる事もあれば、時間の経過と共に意味が変質することもあるので、それを正しく見極められなければ言霊の活用は上手くいきません。 さて、ここで本題のQちゃんのキャッチフレーズ。 まずはこの言葉を選んでしまう背景について考えてみたいと思います。 つまり、前述の「最高で金、最低でも金」等はどのようにウラをかえそうが「金メダル」以外の意味にはならないのですが、Qちゃんの言葉ではウラをかえすと あきらめなければ=不安に心が挫けそうな状況下 という意味になってしまい、不安材料続出という現象を引き起こします。 そんな中で自分を鼓舞するための「あきらめなければ夢は叶う」だった訳ですが、この言葉では自分を鼓舞すればするほど更なる不安要素が引き寄せられ、ますます調子を崩すという図式になっていった訳です。 また、不安に心が挫けそうな状況下で夢を語っても、それはやはり夢物語でしかありません。現実と目標が遠すぎるからです。夢を持つことまでは否定しませんが、天空から何かの奇跡が落ちてくるような事はありません。 それに「もし〜すれば、○○となる」というような仮定はキャッチフレーズには向きません。ウラを読めば「もし〜できなければ、○○とはならない」という事なので一層自分が追い詰められる結果となります。 更に補足するなら、キャッチフレーズは出来るだけ多くの人に受け入れられる言葉である必要があります。 「あきらめなければ夢は叶う」という言葉をWEBで検索すると、賛同する意見も多くありますが、それよりも皮肉を言ったり、過激に反対する意見も多く見受けられます。反応が二つに割れた言霊は当然Qちゃん自身に様々な現象として跳ね返ります。 意識するしないに関わらず、これは本人にとって手痛い負担となった筈です。 もちろん、そんな中でも夢に向かって並々ならぬ努力を続ける事ができるQちゃん、精神面での強さは間違いなく超一流のもので、当サイトの管理人としては賛辞を惜しみません。 これまでの準備の期間、「あきらめなければ夢は叶う」ではなくて、例えば 「夢は掴むもの -高橋尚子-」 といった言葉を世間に広めていれば、あとはタイミングよく日頃の頑張りがTV等で紹介されることで北京オリンピックへの扉は恐らく開いていたと思います。 このあたり、言霊について上手にコントロールできる人が最初に絡んでいればもっと効率よく結果に結びつけたと思うのですが・・・。 これからどのような方向に進まれるのかは解りませんが、一人のファンとして、Qちゃんの今後の活躍を期待しています。 相談方法はコチラ 余談: 言霊といっても単なるテクニックに過ぎず、決して魔法の呪文ではありません。上手に使いこなせる人もいれば苦手な人も当然います。 これまで当サイトに相談に来られた方でスムーズかつ短期間で結果を出せた人は総じて言葉の綺麗な方であるという傾向があります。こういった人達はコツを掴めばグングンと才覚を伸ばしています。 日頃の言葉づかい、大切にしましょう。 本を沢山読んだり、和歌を歴史背景などとあわせて調べてみたりするのもオススメです。 |
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