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注連縄にはギザギザの紙垂(しで)がぶら下がっています。
ただ、境内全体に配置する灯篭と異なるのは、全てのギザギザの紙が縄と平行に、つまり一定の方向性をもって作られている点です。これにより相互作用がおきて注連縄が描く菱形模様は縄にそった垂直のカーテンを形成します。 神威の働きといっても自然現象とは無縁ではありません。物理的な法則はそのまま神社などで使用されているあらゆるワザにも適用されます。 例えばテレビアンテナなどでは横棒が平行に何本も同じ向きで並べられていますが、この配置によって希望する特定の方向、特定の周波数以外の信号がテレビに流れ込まないようにカットする働きがあります。ちなみにこれらの横棒のうち、アンテナケーブルに接続されているのは一本だけで、残り全ては単純に置いてあるだけです。
注連縄も同じ形を同じ一定の方向に並べることでアンテナと同様の働きをします。 早い話が悪いモノが入り込まないようにする結界ですね。 また、この働きを強めるために名称も「シメ縄」 とされているように思われます。シメは「×マーク」、「〆」、あるいは「秘め」に通じる言葉です。今でも一般の人に対して進入禁止の扉には「〆切」と貼紙したりしますよね。神職に携わる人がそういったイメージを持って「シメ縄シメ縄・・・」と意識しながら製作することで外界との結界効果の更なるUPがなされます。 言い換えれば効果が製作者によって左右されるので、本サイトで紹介している菱形の意味などをよく理解した人が製作した方がより大きな効き目が期待できます。 なお、「神」という文字は元字をたどると、つくりの「申」はギザギザ雷マークから来ている象形文字だそうです。つまり、紙垂の一つ一つが「神」という文字を表現していることになります。 これはどういう事かというと、タバコの味を変える模様のように特別の力を持つ模様がそのまま文字の形状として取り入れられていることが日本語には時々あって、神という文字もその一つということです。興味のある人は調べてみてはいかがでしょう。トラブルの時など、漢字字典などで「神」の元字を調べて紙に繰り返し書いてみるなど、試してみるだけの価値はあるかもしれません。 |
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